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「チープカスタム」のタイトルには、合ってないようなカンジ(^^ゞもしますが、「自作」すると言う意味では、この”レザークラフト”も共通するものがあります(ちとこじつけ?!)。
「レザークラフト」と聞くと、革に唐草模様を入れたりする「カービング」を思い起こす人も少なくないと思いますが、ここでは「ハンドソーイング」に類される(?)レザークラフトについてです。
最近はかなりメジャーになってきていますが、私が始めた当時は一部の主婦が暇つぶしにやってるような、割とマイナーな趣味でした(主婦の方m(_ _)m)。
高校生の頃、アメリカンバイク(ハーレーダビッドソン)に憧れて、ハーレーブランドのウォレット(サイフ)を愛用していましたが、まさか自分で作り始めるようになるとは...
(写真:バックが畳ってどう?和洋折衷ってカンジでイイかな〜(?!)なんて...)
いまだにアメリカンバイクに乗ったことはありませんが、それ系の雑誌はよく愛読していました。
たまたま見かけたレザークラフトに関する広告に引かれ、「自分でもやってみたい!!」と思ったのかきっかけだったような気がします(これ以降ちまたではバイカーの定番グッズに)。
レザークラフトをやっている知人もいなかったので(今もいませんが)、必要な道具や材料も全く知りませんでした。
本屋さんでそれらしきテキストはいくつか見つけましたが、主婦向け(^.^;の物が多く、自分が作りたいようなものとはかけ離れていました。
それでも何も資料がないよりマシだと思い買ってみました。
よく見ればその本を出版している会社(クラフト社)が、日本で唯一(多分当時は)のレザークラフトに関するものの販売や教室をやっている会社だということが分かりました。
さっそくカタログを取り寄せてみたら、内容のスゴイこと!!
始めてみた時は未知の世界ですから「仰天!!」でした。
でも、こういう道具とかってなんかミョーに魅了されるものがありますo(^-^)o。
で、いろいろ買いました。
とにかくいろいろ(^▽^;)。
少しずつ買い貯めて、今では総額ウン万円(ウン十万円?)くらいはいってると思います。
道具だけでこれですから、高いと思うか安いと思うかは人それぞれであって...(でもやっぱ高い!!(^_^;)
肝心の革(生地)は、バイク雑誌に載っていたショップで、サドルレザー(ヌメ革=牛革)を購入しました。
始めはハッキリ言って想像で作っていました。
バイク雑誌の広告で研究し、「ここは多分こうだ」ってカンジでしたf(^_^)。
でも、試行錯誤で何度か作っていれば、だんだん形になってくるモンです(^-^)。
そうこうしているころ、雑誌に興味深い広告を見つけました。
今ではレザークラフトのカリスマ的存在な「レッドムーン」の広告でした(レッドムーンのパクリ商品多いっすよね〜)。
しかも、その内容がレザークラフトのプロを養成する通信講座に関するものでした。
その名も「レザークラフトアカデミー」
チョー感激!!\(^o^)/
レザークラフトの「いろは」も知らない私には、これ以上の朗報はありませんでした(^-^)。
でも、お金もありませんでした(;ヘ;)。
仕方なく諦めて何ヶ月か後...
なんとレザークラフトアカデミーが、2期生を募集しているではありませんか!!
初回を諦めて、かなりの後悔をしていた私は今度は見逃しませんでした。
出費もけっこう痛かったですが、これで基礎知識を学べるのですから安い(?)モンです。
しかも、毎月送られてくる教材も分かりやすく、着実に上達していきました。
(ギャラリーの写真も、実はこの教材のものが何点かあります。)
教材のデザインを基に装飾してみたり、全く違う形にしてみるだけでも非常におもしろいです。
私はアカデミー入学前から、一応ウォレットなども作っていましたので、オリジナルデザインで一から設計したものもいろいろと作りました。
卒業してかなりの年月が経ちますが、今もたまに道具や材料を通販で購入しています。
はじめはこのレザークラフトも、自己満足のためだけだったのですが、そのうち知り合いに頼まれたりすることも増え、今では何点作ったかは定かではありませんし、そのほとんどは当然手元にはありません。
で、ギャラリーの写真もホームページ開設のために、オーナーさんに依頼して送ってもらったものです。
それでも作った作品全部ではないので、「写真を撮っておけば良かった」と今更ながら後悔しています(;_;)。
”革の種類”とか”レザークラフトのルーツ”とかも大事かもしれませんが、そういうのは後からついてくるものですので、ここでは省略します(メンドーと言うことじゃありますせんよ(^▽^;))。
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いきなり難しいかもしれませんが、ウォレットを例に説明してみます(畳はご愛嬌ということで...)。
革はサドルレザーという植物の”タンニン”でなめされたヌメ革で、通常小物は1mmと2mm厚のものを使用します(1,2,3mmの3種類でだいたいのものは作れます。)。
お手持ちのサイフを見てください。
こんなに厚い革を使っていますか?
合皮はともかくとして、本皮でもこんなに厚いものは使っていないはずです。
せいぜい1mmがいいとこじゃないでしょうか?
厚いからイイってモンでもないでしょうが、厚いほど丈夫なのは確かです。
で、壊れても何回でも直せます(たいがいは糸が細くなってほつれる)。
そしてこのサドルレザーは、使い込むほどにいい色(あめ色)に変わっていきます。
こういうところが、こだわりの多い人達(特にバイカー)にうけるのです。
この厚い革を使うのですから、当然デザインにも制約が出てきます。
例えば収納を多くしたいが為に、何枚も重ねあわせすぎると、分厚くなりすぎて非常に使いづらいものになったりします。
で、こういうことも考慮しながら、どのようなタイプをどのようなデザインで作りたいかをよ〜くイメージします。
例えば二つ折りとか長型とか、コンチョ(コイン)をいっぱいつけたいとか、金具はいっさい使いたくないとか...
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はじめは外側から決めていくのがフツーでしょうね。
で、次に内側の構成を考えます(畳はご愛嬌ということで...クドイ?)。
例えば、小銭をいっぱい入れたいとか、小銭よりカードが多いとか、ファスナーは使いたくないとか...
あと私は左利きですので、左手で使いやすいように内部のレイアウトを考えます(右利きでも人によって様々ですからね)。
簡単な説明ですが、実際はここまでの段階でかな〜り悩むはずです。
2次元(厳密には違うけど)のものを3次元のものに作り上げるのですから当然です。
実は外側のデザインも内側に影響してくるし、革の厚み(クリアランス)やクセなんかも考慮しないといけないのです。
デザインもさることながら、縫い目の位置も重要ポイントです。
例えばコインケースの部分は、縫い目を工夫すればマチを付けなくてもいいし...
(...ここまでで意味のわからない人は、多分ここからも分からないと思いますのでアシカラズ...)
詳しい説明は後にするとして、次に設計図を描きます。
イメージを平面上に表すので、わけが分からなくなりがちですが、この段階で全てが決まると言っても過言ではありません。
パーツごとに描いていくのもいいのですが、バラバラなものを照合するのが大変なので、描き方にも工夫が必要です。
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私は図のように、直感的に分かるような書き方をしています(例:ウォレット右利き用=上の写真とは内部構成が左右逆でしょ?)。
ただし、このやり方には型紙におこすとき分かりづらいというデメリットもあります。
でも、慣れれば平気ですよ(他人には多分理解できないと思うが)。
次に、これを基に型紙を作ります。
私は小学生の図工とかで使う、工作用紙をオススメします。
正確ではありませんが、1cmのマス目がついているので目安として使えます。
厚みもあり非常にイイです。
文房具屋さんで1枚30円で売っています。
最近はホームセンターでも、4枚入りとかで売っているようです(実はこっちのほうが安い(^.^))。
で、設計図を工作用紙に写すわけですが、カーボン紙を使って写すしかないですかね?f(^_^;
私はそうやっていますが、他にもコピーをとるとかの方法があると思います。
でも家にコピー機ないし...
最近はこの型紙をCADで作る方法も検討中ではいるのですが、それにしたって工作用紙に写す作業はかわらないっすよね(^▽^;)。
で、なんとかして写したものをハサミやカッター(工具A)で切り出します。
そうするとパーツごとに原寸大の型紙ができるわけですから、この時点で「あっ!!ここ短い」(^.^;とか長いとかいろいろ出てくるわけです。
細かな修正をして良ければ革に写し取ります。
今度はこの型紙を革の上に置き、縁取るように鉛筆ならぬ鉄筆(工具C)でトレースします。
貴重な革ですので、できるだけ無駄にならないように切り出し方も考えます。
このとき、革の傷(焼印等)もデザインの一部として利用するのも手でしょう(これを始めてやったのがレッドムーンなんですけどね)。
で、革包丁(工具B)を使って革をカットします。
革包丁とは”革スキ”というペンキを剥がしたりする道具がありますが、もともとはあれと全く同じものだと思います(名前の由来がそこから来ているのか?)。
ただし、きちんとした革包丁はフツーの包丁と同じように「○○作」などと刻印されています。
当然、よく切れるように刃は鋭くなっています(革スキはあまり鋭角ではない)。
その革包丁で切り出すわけですが、やり始めはこの段階で苦戦するでしょう。
特にR(カーブ)の付いたところのカットは、非常に難しいです。
その場合は直線の角度を変えながら、チョットずつ丸めていったほうが楽です(円を多角形で切り出すイメージ)。
慣れないうちは大き目のカッターのほうが切りやすいと思いますが、革包丁のほうがプロっぽくないっすか?(*^.^*)
そういう見た目の問題じゃありません(^^ゞが、革包丁のほうがオールマイティに使えるのでがんばって慣れましょう(^▽^;)。
カットが終わったら、縫う順番を考えなければなりません。
テキトーに縫っていくと、後からでは縫えなくなる場所があります。
例えばカード入れの一番内側になるところを、本体に縫い付けた後では、その上のカード入れは作れませんよね(分かりますか?)。
この順番を明確にし、意識しながら次のことを考えます。
後から出てきますが、「ヘリ落し」(工具N)という作業があります。
縫った後では、このヘリ落しをやれない場所があります。
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例えば写真のカード入れの場合、縫い目のないヘリの部分の内側は最初にヘリ落しをしたほうがいいでしょう。
本体と縫い付けられている直線のところは、革を何枚か合わせているので断面がキレイに揃いません。
ここは後でヘリをカンナ(工具V)で削って平らにしますので、その後にヘリを落としたほうがいいわけです。
次は縫い合わせたいパーツ同士を、しつけ用の接着剤(写真はありませんf(^_^;)でくっつけます(皮革用の透明のがイイ)。
あまり多く付けすぎると仕上がりに影響しますので、剥がれない程度にしておきましょう(あくまでしつけ)。
で、いよいよ縫い合わせますが、その前に穴をあけます。
多分知らない人は、ミシンで縫ってると思っているかもしれませんが、こんなに厚い革ですので最初に”ヒシギリ”(工具G)という菱形のキリ(まんまやんけ!)で穴をあけるのです。
要するに手縫いってヤツです。
言葉だけ聞くとすごく大変そうなカンジですが、実際はスゲー大変です(^▽^;)。
この穴をあけるのもいきなりじゃありませんよ。
まずは穴をあける位置決めが必要です。
ヘリから4〜5mm位のところにステッチライン(縫い目)をもってきたいので、そのラインを”ディバイダー”(建築士御用達:工具D)か鉄筆で軽く引きます。
次に穴をあける間隔ですが、これは慣れればいきなりでも均等にできるようになりますが、フツーは”ステッチルレット”(手芸好き御用達:工具O)かさっきの”ディバイダー”で等間隔に印をつけます。
間隔はものによっても違いますが、3〜4mm位がフツーじゃないでしょうか。
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次はこの印に従ってヒシギリで穴をあけます。
あけ方はイラストの左が悪い例で、右が良い例です。
良い例の通りあけると縫い目がキレイにできます。
穴あけする時には完全に貫通させないといけませんので、下敷きに厚手のビニールを使用するようですが、私はコルクシートを使っています(やはり厚手のもの:工具R)。
次はいよいよ手縫い作業です。
糸は麻糸(工具H)が主流ですが、強度的にはナイロン糸(工具K)よりは劣ります。
麻糸は細い糸を寄り合わせて太くしているので、よじれにくく縫いやすいのでオススメです。
ナイロン糸は安価で丈夫な代わりに、縫ってる間によじれやすく縫いにくいというデメリットがあります。
さらに糸は縫いやすいように、はじめからロウ引きしてあるものがオススメです(縫うときロウ引きするものもある)。
ロウ引き糸はベタベタしていて、汚れやすいので手はキレイにしておきましょう。
針(工具E)は革専用のもので、先は丸くなっています(それでも指に刺されば痛い(>.<))。
で、糸の両端に針を付け2本の針で交互に縫っていくのです。
糸は縫う前に必要分だけ切っておかなくてはなりません。
長く取りすぎると糸が無駄になるし、短いと継ぎ足しが必要で仕上がりが悪くなります。
経験でいくと縫いたいところの4倍位(小物は5倍位)の長さがちょうどいいです。
針への糸の通し方もチョット変わっています。
まず糸の先端を針の頭に10cm位通し(これはフツー)、通した糸の先端から2,3cmのところを爪で平たく潰します。
今度はその潰したところに針を貫通させ、そのまま引くと...ほーら、糸が抜けにくくなりました(*^.^*)。
これと同じことを反対側にもやります。
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縫い方にもコツがあります。
文章での説明は非常に難しいので、アニメーションで作ってみましたが、こっちも解かりづらいですね〜f(^_^;(大変だったのでカンベンしてね)
一応解説しますと...
1、右手側の針を刺します(右が作品の表側、左が作品の裏側)。
2、左手で針を十字型に持ちます(このとき右手側から受けた針が上になっています)。
3、手首を内側に返し、同じ穴の奥のほうに右手側の針を刺します(このとき先程の糸は手前のほうに寄せながら通します)。
4、両方が貫通し、右手側だった針が左手へ、左手側だった針が右手へ行っています。
5、糸が長ければ指に絡ませながら、ギュっと引きます。
説明は手前から奥のほうに縫っていく方法ですが、逆でも理屈は同じです(実際にどちらも使います)。
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要するに「規則正しく縫っていかないと仕上がりが悪くなる」と、いうことを言いたいのです。
特に”2”の時に右手から受けた針が下になってしまうと、そこだけ縫い目が直線状になり不揃いになります。
この1〜5の手順を同じように何度か繰り返し、縫い目を見てみましょう。
表側(写真上)はキレイなギザギザ状、裏側(写真下)が直線状になっていればOK!!q(^-^)pです。
ヒシギリで角度をつけて穴をあける理由が、お分かりいただけましたよね?
で、こんなカンジで縫っていきます。
縫い終わった作品はどうですかね?
まだ作品と呼べる状態ではないですよね?
ここからもまだまだ作業があります。
前に説明していますが、外周の断面をカンナで揃えます。
専用のカンナもありますが、私は木工用のカンナを使っています。
直線状のところしか使えませんが、カッターと併用すれば大丈夫です。
削りすぎには要注意です。
それと、木工と同様に削りカスが出ますので、できれば屋外でやったほうがいいと思います(部屋掃除が大変(>_<))。
その次も説明済みですが、ヘリ落しを行います。
手前から奥に向かって削り落としていきます。
ちなみにヘリ落しは使うほどに切れが悪くなりますが、砥ぎ方を聞いたところ「消耗品と考えてください」と言われました(誰に聞いたかは内緒(*^.^*))。
本場アメリカ製のものには、切れ味抜群(らしい)のものがありますが、ボンビーな私には高くて買えません(;ヘ;)。
次の作業はなんとビックリ!!水にボッチャン(^.^)です。
ボッチャンというか「水通し」と言って、水にくぐらせる作業です。
これはものによって省略してもいいのですが、私はこの作業がとても好きでほとんどやります(*^.^*)。
で、水道を多めに流しながら、ギン面(革の表面)を上にしてすばやく通します。
しばらく置くと全体が湿ってムラが消えてきます。
そうしたら革のクセを直したり、必要なところはわざとクセを付けます。
例えばヘラ付きヘリ磨き(工具U左側)のヘラでカード入れなどの袋状のところに、奥まで差し込んでほどよいふくらみを付けたり、フタを押さえるバンド部分の曲がりにクセを付けたりします。
しつけ用の接着剤も剥がれやすくなっているので、多く付けすぎたところなどはこのとき除去できます。
ヘリもヘリ磨き(工具U)で軽く落ち着かせておくと、この後の作業が楽になります。
で、この後の作業です。
あっ(・o・)”もちろん乾燥した後の話ですよ。
いよいよ、仕上の作業です。
CMC(材料E)という合成のりと、先程のヘリ磨きを使いヘリを磨きます。
CMCは粉末状になっていて、水に溶かして使いますが、出来上がるまで一晩以上かかります。
小さくて密閉できる容器に作っておけば、半年くらいはもちます(かなりヤバイ色になってくるが(^▽^;))。
で、それを指でヘリにムラなく塗っていきます。
広範囲に塗りすぎると、磨く前に乾いていってしまうので、適当に分割しましょう。
それと、ギン面には付かないように注意しましょう(シミになります)。
次は塗ったところをヘリ磨きでこすります。
そうすると...
なんとスバラシイ!!
ヘリが艶々していいカンジです(^-^)v
これって文章では伝わらないと思いますが、激変ですよ。
マジで。
次は最終仕上です。
ニーツフットオイル(材料A)を筆(材料C)で、ギン面にムラなく塗ります(材料Bは100%ピュアオイル=濁っていて意外と良くない)。
たっぷり塗ってください。
そうすると...
手が油まみれになります(^▽^;)。
いやいや、このオイルを塗ることによって、変色を促進させるのです。
革本来のしなやかさも取り戻し、いいカンジになります。
革靴にミンクオイルを塗ってあげるようなモンです。
これを塗らなくても変色はしますが、キレイとはいえません。
おもしろいもので、人間の肌とほとんど同じです。
何もしないで日焼けすると、赤くなるじゃないですか?(違う人もいるけどね)
革も赤っぽく焼けてしまいます。
キレイに焼きたいなら、サンオイルを塗りますよね?
それと同じで、ニーツフットオイルを塗るわけです。
ちなみに革(特にサドルレザー)は日に当ててなくても、だんだん焼けてきます(これは不思議ですね?)。
ふー(^.^)y-~~~
やっと出来上がりましたね〜
この達成感は手作りの醍醐味のようなモンですね〜(^-^)
これだけの手間暇と丹精を込めて作っているのですから、愛着がわくのも当然ですよ。
レザークラフト品が高価な理由が、ご理解いただけましたでしょうか?(粗悪なパクリものは別として)
パクリや機械製品に騙されない方法は、こういう製造工程を理解すること以外にないのではないでしょうか?
皆さんも”本物を見分ける目”を養ってください(別にショップの宣伝とかじゃないですけどね)。
さて、以上が基本的な作り方の説明でしたが、ここでは紹介できなかった工具と材料達のご説明をします(革そのものは除く)。
工具説明 |
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記号 |
名称 |
説明 |
| F | 突きノミ | コンチョを取り付けるための穴あけや、革包丁では切り出しにくい狭いところなどに使用する。 |
| I | ひし目打ち(1本目打ち、4本目打ち) | ヒシギリと同じ目的で使用する。革の下に”S”のゴム板を敷き、”X”の木槌で叩いて穴をあける。厚い革には向かない。 |
| J | 平目打ち(1本目打ち、3本目打ち) | 革レースでかがるときの穴をあける。 |
| L | 革スキ | 革を薄くすくときに使用する。切れが悪くなりやすいので、替刃は多く持っているといい。 |
| M | グルーバー | 革に折り目の為の溝を彫ったり、縫う前にステッチラインに溝を入れて、糸が切れにくくする為に使う(ステッチンググルーバー)。 |
| P | ポンチ | コンチョや革紐を通す為の穴をあける。”S”と”X”も必要。木工用等で代用できる。 |
| Q | カシメ打ち、ホック打ち、打ち台座 | カシメ(リベット)やホック等の金具を取り付けるための道具。金具それぞれの専用がある。”S”と”X”も必要。 |
| S | ゴム板 | 目打ちやカシメ打ちの下敷きとして使う。 |
| T | ガラス板 | 床面(とこめん=革の裏面)の毛羽立ちを滑らかにする為に、CMCを塗りこれで擦る。 |
| W | ルージュスティック | 革包丁の切れ味を良くする為に、脱脂をする道具。赤いチョークをすり込んで使う。カービング用スーベルカッターにも使用する。 |
| X | 木槌 | ポンチ、目打ち、カシメ打ちなどを打ちつけるときに使用する。 |
| Y | 定規 | 図面作成用は金属製の正確なもの、革に直接触れて使用する時は、傷つけにくい竹製が良い。 |
材料説明 |
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記号 |
名称 |
説明 |
| D | レザーバインダー、レザーコート | ”F”の染料で革を染めた後に、保護剤として塗るワックスのようなもの。防水効果もある。 |
| F | 染料 | 革を染める為の液、水で薄めて筆で塗るのが一般的。手につくと落ちにくい。ヘアーカラーを液状にしたようなもの。 |
| G | コンチョ、ビーズ、トンボ玉等 | コンチョはアメリカの銀貨(本物)を鍋状に加工し、裏に取り付け用のリングを溶接したもの(ネジ式もある)。コインの模様がキレイな(磨耗が少ない)ものほど高価で、一番大きなタイプ(モルガン)は1個5,000円以上する。偽造品も出回っている。ビーズはガラス製で穴は大きめのもの。トンボ玉は何色かのガラスを練りこんで模様を作った大型のビーズ。美術品であり非常に高価。 |
| H | マリンフック、リング等 | ウォレットチェーンの接続用や、バック等に使用する。ホームセンターや金物屋で入手できる。 |
| I | 革紐各種 | 編み上げてウォレットチェーンやブレスレットを作くったり、フチのかがりや、ウォレットのフタ止め等に使用する。革紐自体をハンドカットでキレイに作るのは難しい。 |
| J | ホック、カシメ | ホックはウォレットのフタ止め等。カシメは縫い目の補強用に使用する。どちらもポンチで穴をあける必要がある。手芸用品店で入手できる。 |
| K | ファスナー | ウォレットのコインケース部分等に使用する。手芸用品店で入手できる。 |
以上が、主な工具と材料達でしたが、この他にも革包丁やヒシギリを砥ぐ「砥石」や、下敷きに使う「カッティングマット」、製図用「テンプレート」、「雲形定規」等があると便利です。
作り方で例としてあげていたのは、実はわたしの愛用ウォレットです(*^-^*)。
これとベルトは毎日使っています。
毎日使う”もの”だからこそ、丈夫で使いやすいものを求めますよね?
”サイフ”(フツーの)はさすがに機能的でいいものもたくさんありますが、2,3年使うとヤレてきて「そろそろ買い替えようかな?」ってなっちゃいますよね?
”ウォレット”はなんと言っても丈夫で、使い込むほどに味わいが出てくるのですから、そう簡単に買い替えなんて考えられません。
機能的に制限があるのは仕方ありませんが、その分使いやすさは重視したいですよね?
私もいろいろと試行錯誤をしました。
はじめは正直言って「パクリ」でした(/o\)。
今も「全くパクっていないか?」と言われると、そうは言い切れませんが(^.^;...。
パッと見には気づかれないけど、ちょっとした自分なりの工夫というヤツですかね???
ここではそれをご照会します。
作り方でも説明していますが、私はなんちゃって左利き(両手利き?!)なのでウォレットはお尻の左ポケットに入れます。
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フツー左利き用のサイフなんてないので、右利き用に作られたサイフを左ポケットに入れて使っていました。
で、愛用のウォレットを作るとき、右利き用を鏡に映したように左右反対に作ろうかとも思ったのですが、なぜか外見はそのままで、インナーだけを左利き用に作ることを考えました。
一般的には右側がコインケース、左側がカードケースになりますが、それを左右逆に取り付けました。
カードケースはこれといった工夫はありませんが、コインケースはチョット違います。
通常袋状にしたい場合、マチという膨らませる為のジャバラの役目をするパーツを取り付けます。
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この場合、写真
(横から見た図)の緑線と青線を縫いつけるのが一般的です。
マチを付けたくない場合には、本体との縫い目を工夫すればつけなくても済みます。
こちらはマチを付けないために、赤線と緑線を縫いつけ、本体とは黄色線で縫い付けます。
これでコインケースは膨らむことが出来ますが、奥に挟まっちゃうと取り出しにくいです(>_<)。
私は小銭もち(^▽^;)なので、小銭はたくさん入れられて、しかも取り出しやすいように上記の両方を採用しました。
おかげでコインケースは「ガバチョ!!」と開き、とても使いやすくなりました(写真
と比較すると、どれだけ開いているかが良く分かりますね)。
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その上、黄色線の縫い方を工夫(写真
)しカードサイズを確保したので、デッドスペースも少なくなりました(写真
)。
ちなみに、札入れのところも両脇に切れ込みを入れているので、コインケースはさらに開きやすく、札の出し入れも楽になっています(^-^)v。
ところでマチの部分ですが、ココは2つ折りの状態になっていますので、当然革2枚分の厚みが出てしまいます(ココは薄い革を使っていますがね)。
そうするとどうなるかと言うと、下の縫い目のところに段差が発生してしまいます。
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これを解消する為に、段差分の厚みの革(捨て革)を縫い目のところだけに挟んでいるのです(写真
青線:マチ、赤線:捨て革)。
ご理解いただけたでしょうか?
こうしたことによって、コインケースの底にコインが挟まるのも防げて、一石二鳥ってな具合です(^-^)。
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で、「ガバチョ!!」と開いた正面からの様子です(写真
)。
いかがでしたでしょうか?
いろいろ考えてるでしょ?( ̄ー+ ̄)...f(^_^)
でも、私は長型ウォレットがメインで、二つ折りタイプについてはノウハウはありませんでした。
その時に、レッドムーンの作品には非常に関心(&感心)しました。
シンプルでも、あの機能的かつ美しい構造を思いつくには、かなりの試行錯誤があったのではないかと思います。
「さすが」としか言いようがありません。
パクリ商品が多いということも、それだけ完成されたデザインだからだと私は思います。
ですから...
ボクの考えたデザインも誰かパクって〜(*^.^*)(結局はこれが言いたいのかー!!)
(^^ゞ
ここでノウハウを放出してしまいましたが、こうやって試行錯誤することがレザークラフトの面白さみたいなモンだと思います。
だから、同じものを何個も作るのって、あんまり面白くないのですよ(^▽^;)。
かといって、全く新しいデザインのものを作るのもメンドーで、最近は正直全然作っていません(;^_^A。
暴露ついでに、工具が錆びているのは実はそのせいなのです(-_-;)ヤベッ...
(-.-;)y-~~~みなさんもがんばって試行錯誤してくださいね(あれ?さっきはパクれって言ってたよなぁ?)。
ギャラリーと言ってしまうのはお恥ずかしい(/o\)のですが、今までに私が作った作品(?)の紹介です。
この他にもいくらかありますが、オーナーさんから写真が届かない(早く送ってよ〜)ので、届き次第アップしたいと思います。
ちなみに、私が保有しているものはほとんど使っていないので、装飾がなされていませんのがアシカラズ...
オーナーさん、ご協力ありがとうございました。
(bヘ作成順とは一致していません)
(★印がついているものは、レザークラフトアカデミーの教材作品です)
(カッコ内はオーナー名です)
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